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モデルコース

Model course

ゆったり楽しむ周遊案内

和歌の浦をめぐる1泊2日満喫プラン


日本遺産に認定された和歌の浦の絶景を楽しむなら、
ゆったりとした1泊2日の旅を。
魅力を堪能できるモデルプランをご紹介します。

(上段)妹背山から広大な干潟を望む。左手には名草山、右手に見えるのは青松が美しい片男波
(下段左)和歌の浦と妹背山を紅く染める夕日(下段中)三断橋を渡って妹背山へ(下段右)玉津島神社にある山部赤人の万葉歌碑

和歌の浦(干潟・片男波)わかのうら(ひがた・かたおなみ)

和歌川河口に広がる海浜の景勝地。海に浮かぶ小島である妹背山の周辺に、三断橋、鹽竈神社、玉津島神社、不老橋などの名所が点在する。

万葉歌人も感動した絶景へ

旅の1日目はJR和歌山駅からバスに乗り、和歌山城を眺めながら南下して、和歌川河口に干潟が広がる和歌の浦へ。
バス停不老橋で降りると、目の前には名草山を背景にした干潟の風景が広がり、右には片男波の砂州が黒江に向かって延びている。まずは三断橋を渡り妹背山へ。山上の眺めを楽しんだら、玉津島神社や鹽竈神社を参拝しよう。ランチは魚の干物が人気のwakaya津屋で。土・日曜、祝日なら、おっとっと広場もおすすめ。
再び不老橋に戻ってくると干潟の風景が潮の干満により変化しているのに気が付くかもしれない。万葉の歌人たちが歌に詠んだ和歌浦の情景に思いを馳せよう。
続いて山々の中腹に並び立つ紀州東照宮と和歌浦天満宮へ。急峻な参道から振り返れば、熊野参詣道・藤白坂が通る長峰山脈と海の絶景が広がる。純喫茶リエールでワッフルを味わい休憩したら、バスで雑賀崎へ。番所庭園や雑賀埼灯台からの雄大な眺めは万葉歌にも詠われた絶景。夜は眺望を楽しめる宿に泊まって、疲れを癒したい。

東照大神・徳川家康公と南龍大神・徳川頼宣公を祀る

紀州東照宮きしゅうとうしょうぐう

元和7年(1621)に紀州藩初代藩主・徳川頼宣公が、父の家康公を祀る社として創建。華麗な彫刻や壁画が施された本殿・拝殿の周囲を拝観できる(有料)。

073-444-0808
和歌山市和歌浦西2-1-20MAP B1
バス停権現前からすぐ
境内自由(本殿・拝殿の拝観の案内は500円)
50台(有料)

急峻な石段の参道の上に壮麗な社殿が立つ

和歌浦天満宮わかうらてんまんぐう

慶長11年(1606)に領主・浅野幸長によって再建された壮麗な社殿が天神山の中腹に建ち並ぶ。楼門や本殿などが重文に指定。

073-444-4769
和歌山市和歌浦西2-1-24MAP B1
バス停権現前から徒歩5分
境内自由
10台

万葉歌碑は雑賀浦の絶景ポイント

番所庭園ばんどこていえん

紀州藩の遠見番所が置かれた場所。雑賀の浦を望む絶景地で、聖武天皇の行幸の際に藤原卿が詠んだとされる万葉歌の歌碑が立つ。

073-444-6533
和歌山市雑賀崎番所ノ鼻MAP A1
バス停雑賀崎遊園から徒歩12分
入園600円
9~18時(9~3月は8~17時)
無休
27台(有料)

島々がシルエットに浮かぶ夕景の名所

雑賀埼灯台さいがさきとうだい

鷹の巣と呼ばれる雑賀崎の険しい崖の上に立つ灯台。展望施設があり双子島などの島々や遠く淡路島まで見渡せる。夕日の名所としても名高い。

和歌山市雑賀崎鷹巣山809-2MAP A1
バス停雑賀崎遊園から徒歩15分
見学自由
22台(有料)
ひと足延ばして

おっとっと広場おっとっとひろば

和歌浦漁港の建物内に、魚介類や水産加工品など販売する店が並ぶ。わかしらす丼など味わいたい。

073-446-3308
和歌山市新和歌浦1-1MAP A1
バス停新和歌浦から徒歩3分
土・日曜、祝日の10~14時
月~金曜
44台

おすすめ満喫プランチャート

JR和歌山駅
和歌山バス新和歌浦行きで約20分、不老橋下車
和歌の浦(不老橋・妹背山・干潟・玉津島神社など)
徒歩5~15分
wakaya津屋/おっとっと広場(ランチ)
徒歩15分
紀州東照宮・和歌浦天満宮
徒歩5分
純喫茶リエール(カフェ)
徒歩5分のバス停権現前から和歌山バス市内雑賀崎循環線で約15分、雑賀崎遊園下車、徒歩12分
雑賀埼灯台・番所庭園
徒歩あるいは和歌山バスなどで宿へ
和歌の浦の宿に宿泊

紀三井寺(護国院)仏殿から和歌浦湾と片男波の絶景を望む

観音霊場参詣と町歩きを楽しむ

2日目は名草山中腹にある紀三井寺へ。片男波の遠望を楽しみたい。さらに、バスで海南へ向かい、琴ノ浦温山荘園の潮風そよぐ庭園を歩いてみよう。みちくさでランチを味わったら、黒江の町並みを散策し、紀州漆器伝統産業会館黒江ぬりもの館で蒔絵体験を。オンリーワンの作品を手みやげに、JR海南駅より帰路に着こう。

山門をくぐり231段の石段を上っていこう

紀三井寺(護国院)きみいでら(ごごくいん)

名草山の中腹にあり、山内に湧く3つの霊泉から紀三井寺と名付けられたという古刹。西国三十三所観音霊場第二番札所として多くの参詣者が訪れる。

073-444-1002
和歌山市紀三井寺1201MAP C3
JR紀三井寺駅から徒歩10分
参拝200円、仏殿3階展望回廊登楼100円
8~17時
無休
35台

池の水は潮の干満に応じて水位が上下する

琴ノ浦温山荘園ことのうらおんざんそうえん

実業家・新田長次郎の別荘を一般に公開。大正初期から造園された広大な潮入式池泉回遊庭園を散策できる。主屋など3棟の建造物は重文に指定。

073-482-0201
海南市船尾370MAP C3
バス停琴の浦からすぐ
入園400円、主屋・浜座敷入館各100円。
9時~16時30分受付
月曜(祝日の場合は翌日)
70台(有料)

道に向かって斜めに立ち並ぶ独特の家並みが続く

黒江の町並みくろえのまちなみ

かつて「黒牛潟」と万葉歌に詠われた入江で、近世には漆器職人の町として栄えた。通りに面して町家が斜めに立ち、ノコギリの歯のように並ぶ独特の景観が残る。

海南市黒江MAP C3
バス停黒江から徒歩5分
周辺自由
周辺あり

出来上がった作品はおみやげに

紀州漆器伝統産業会館 うるわし館きしゅうしっきでんとうさんぎょうかいかん うるわしかん

紀州漆器伝統の技、蒔絵を体験できる。参加するには事前に問合せのうえ、要予約。丸盆小1000円~(料金変動あり)。

073-482-0322(紀州漆器協同組合)
海南市船尾222MAP C3
バス停黒江から徒歩5分
10時~16時30分
無休
5台

おすすめ満喫プランチャート

和歌の浦の宿
バス停雑賀崎遊園から和歌山バス雑賀崎線で11分、水軒口乗換え、海南駅前行きで8分、紀三井寺下車、徒歩5分
紀三井寺(護国院)
徒歩5分のバス停紀三井寺から和歌山バス海南駅前行きで6分、琴の浦下車
琴ノ浦温山荘園
バス停琴の浦から和歌山バス海南駅前行きで1分、黒江下車
みちくさ(ランチ)
徒歩5分
黒江の町並み
徒歩5分のバス停黒江から海南駅前行きで6分、終点下車
JR海南駅

立寄りグルメスポット

wakaya津屋わかやつや

旧和歌川漁協の建物をリノベーションした食堂で地元産の食材を味わえる。かまど炊きごはんや特産の灰干し製法の干物が自慢。

灰干しサバとごはんセット1209円(ランチ価格)

073-444-0525
和歌山市和歌浦東2-6-2MAP B1
バス停和歌浦からすぐ
11~14時LO、17時30分~21時
月曜、火曜夜(祝日の場合は昼夜ともに営業)
17台

みちくさみちくさ

海南の地元で水揚げされた豊富で新鮮な魚料理を食べさせてくれる食事処。人気の海鮮定食は煮付けと刺身が付いてボリューム満点。

じゃこめし付きの海鮮定食3024円が名物料理

073-482-5040
海南市船尾201-23MAP C3
バス停黒江から徒歩4分
11時30分~14時、17~21時
月曜(予約があれば営業)
9台

純喫茶リエールじゅんきっさりえーる

旧紀州藩士で農林大臣を務めた岡崎邦輔の別荘・雲山萬化荘がカフェに。築130年の和風建築の建物でワッフルメニューを味わえる。

庭園を眺めながら「ワッフルどら」ドリンク付き1080円を

073-499-8698
和歌山市和歌浦中3-5-5MAP B1
バス停不老橋からすぐ
10~17時(土・日曜、祝日は9時~)
火曜
20台

レンタサイクル情報

万葉館の建物1階にある健康館では自転車を1日無料貸し出ししている。受付は9~17時。問合せは和歌公園管理事務所

073-446-5553

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